2013年、はじめて台湾台中市の陳永瑜老師より欽天四化派の紫微斗数を教えていただいてから、10数年経過しました。
当初より、陳老師は「文昌、文曲、左輔、右弼の4つの星だけで詳しい鑑定ができる」とか「前世の因果をみることができる」とおっしゃっていたので、この昌曲左右をいつか詳しく学びたいと思っていました。
これまで何度か、陳老師にその4つの星についての伝授をお願いしてきましたが、私にはまだ早いということだったと思いますが、なかなか教えてはいただけなかったのです。
それが、やっと、ほんとうにやっと念願叶って、詳しく講義を賜ることができたのです。

頂戴した上のテキスト。
その目次に続いての最初のページのタイトルは、
修行功夫 : 昌曲左右 <先天星><累世因果>
とあります。
水瓶座の時代の現代、わかりやすく言えば「修行功夫とは、カルマの浄化と昇華」を示す言葉で、魂の進化や内的修練の本質を指し示すキーワードです。
また「累世因果」とは、「過去の無数の前世で積み重ねてきた行いや想念が、今世の運命や現象として現れているという因果観」のこと。
いずれも仏教の根本思想とも言えますが、それを欽天四化紫微斗数では先天星である、文昌、文曲、左輔、右弼の4つの星とそれらに四化を付ける丙、戊、己、辛、壬の5つの干でみていく高度な技法。
そこには深淵な世界観、宇宙観が感じられる真理でもあります。
とくに、欽天四化での応用は、華厳経の教えから来ているものが多いということで、華厳経のことをいろいろネットで視ましたが、まったく紫微斗数と関係のある用語はみつかりませんでした。
おそらく、思想的なものだけを紫微斗数へ応用されたのだと推測します。
さて、これまでは、来因宮と生年四化を中心に欽天四化紫微斗数の命盤を看命、鑑定してきたのですが、今世の課題や使命を知りたい人は、今後は、この先天星である昌曲左右も必ず観ていくことにいたします。
今回は、陳老師の3日間の講義で、家の訪問に例えたら玄関を入った程度のことしかまだわかっていません。
これから陳老師より伝授していただいたことをじっくり復習し、また再度年内に訪台し、続けて受講をお願いする予定です。
少し大袈裟かも知れませんが、私はこの欽天四化紫微斗数の「修行功夫 : 昌曲左右 <先天星><累世因果>」を学び、日本のご縁ある人に教え伝えるために生まれてきたのかも知れない・・・、と感じています。

★noteブログ「生成AIが普及すると占い師の仕事がなくなるの?」も投稿しました↓
https://note.com/koumei_tanaka/n/n293041bbe413
欽天四化紫微斗数は、般若心経に出て来る「照見五蘊皆空、度一切苦厄」に至る方法を学ぶことができる佛学でもあります。
【余談】
この4月からスターラックス航空が、神戸空港と台中空港便の就航を開始。
自宅から神戸空港まで約30分、台中空港から陳老師宅まで約30分。
かなり時間と交通費が節約できるようになりました。
また、スターラックス航空はLCCではないということですが、運賃はJALやエバー航空に比べてかなり安いと思います。
サービスもそんなに悪くありません。
有り難い!
台中に行きやすくなりました。
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主宰 田中宏明
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