生年C(化科)がカルマ解消の鍵


■意識は“周波数”であり、現実を映し出す


米国の著名な精神科医であるデヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」(上図)に、興味深いことが述べられています。

ホーキンズ博士は、「意識は”周波数”であり、現実を映し出している」と。
これは、仏教の「三界 唯心所現」と同じ意味です。

博士はこの本で、

① 現実は「内なる周波数(意識)が作り出す投影」

外側の出来事が人生を決めるのではなく、
人の心の周波数が“鏡”となって現実化する。

② 周波数を下げる最大原因は「執着(Attachment)」

執着とは──
恐れ、プライド、罪悪感、怒り、支配欲、承認欲求など。

③ (執着からの)解放は“観察(見守る)”によって起こる

  • 感情を抑圧せず
  • ジャッジせず
  • ただ静かに観察する
    すると囚われが自然に溶け、
    愛・喜び・平和の高い意識に戻る。

博士のこのメッセージは
「手放せば、意識は自然に愛へ戻る」 と。

この手放すために、ネガティブな感情を客観視することの大切さを述べられています。

欽天四化のABCD(禄権科忌)は人間の心の「四つの周波数」

さて、欽天四化紫微斗数のABCD(禄権科忌)は、人間の心の周波数を表すものでもあります。

●A(禄)=愛・豊かさ・調和の周波数

自然に巡り、心が開き、善縁が流れ込む状態。

●B(権)=意志・行動・実現の周波数

外へ向かう創造力。

●C(科)=観察・気づき・理解の周波数

心の反応を見抜き、カルマの癖を“意識化”する。

●D(忌)=執着・恐れ・囚われの周波数

カルマの反応そのもの。
前世の癖。心の歪み。無意識反応。

この四象は、ホーキンズ博士の意識地図とほぼ同じ階層構造を示します。

両者が“完全一致”する中心テーマ

=カルマの正体は「低い周波数による囚われ」

●ホーキンズ:

低周波数=執着・恐れ・反応的な自我

●欽天四化:

生年D(化忌)=執着・恐れ・心の癖・囚われ

どちらも
苦しみの根本原因は「心の反応パターン」にある
という同じ前提に立っています。

■カルマはどう解消されるのか?

【ホーキンズ博士の解放プロセス】

  1. 感情を抑えつけない
  2. ジャッジせず観察する
  3. 内面のパターンに気づく
  4. 執着が自然に溶ける
  5. 意識がLove/Peaceへ戻る

【欽天四化の精神プロセス】

  1. D(忌)=心の反応・執着に直面する
  2. C(科)=観察・分析・分別で意識化
  3. Dが弱まり手放される
  4. A(禄)=愛・調和・豊かさが自然に戻る
  5. B(権)=高い周波数を現実に表現する

■「生年Cがカルマ解消の鍵」になる理由

ホーキンズ博士のいう
“Letting Go(手放し)”の実践=観察・気づき
これは欽天四化では 生年C(化科) に対応する。

C(科)は:

  • 感情を客観視する力
  • 真実を理解する力
  • 心の癖を意識化する力
  • Dの反応を止めるブレーキ

つまり、
D(忌)の反応がC(科)によって“見抜かれた瞬間”、
カルマは弱まる。

Cは“精神の転換点(Pivot)”であり、
手放しの引き金(Trigger)となる。

■A(禄)は「解放された後の自然な意識状態」に対応する

ここが非常に深い一致点です。

●ホーキンズの高周波数(Love/Peace/Joy)

=「本来の意識の標準位置」

●欽天四化のA(禄)

=「本来の魂の周波数(愛と豊かさ)」

Aは“解放する力”ではなく、
解放されたあと自動的に現れる意識の姿である。

Dが溶けた瞬間、
人は努力せずにAの状態が現れる。

これは欽天四化のロジック”A随D走”で、Dのエネルギーに取り込まれていたAが、
Dのパワーが弱まれば、A本来のエネルギーが顕現するという理屈です。

これはホーキンズ博士の教えと一致する。

■最終結論

✔ ホーキンズ博士は“意識の仕組み”を科学的に説明した

✔ 欽天四化は“意識の周波数変換”を命盤で可視化した

この二つは、言語も文化も背景も異なるが、
人の心がどう変容し、カルマがどう解消されるか
という一点において、著しい整合性が認められます。

■まとめ

◆ D(忌)=囚われ・執着・恐れ(低い周波数)

◆ C(科)=気づき・観察・理解(手放しのスイッチ)

◆ A(禄)=解放後の愛・豊かさ(高い周波数)

◆ B(権)=高い意識の行動化(使命の遂行)


つまり
ホーキンズ博士が“意識の科学”で示した道筋を
欽天四化の命盤に表れた生年Cや離心力C、向心力Cは
カルマ解消の原動力
ともなることを示しているのです。

もっと言えば、欽天四化紫微斗数の命盤は魂の設計図であるとともに、
どのようにカルマを解消し、目覚めていくかを記した処方箋でもあるのです。


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この記事を書いた人

田中 宏明のアバター 田中 宏明 占風鐸・オンラインスクール 主宰

大阪生まれ。関西大学工学部卒。著書「欽天四化紫微斗数の世界」はじめ他に3冊出版(https://www.amazon.co.jp/dp/B09JWYY8PB/)。大正3年創業の家業の四代目社長として約25年間会社経営に携わる。2015年に経営者から個人事業主になり、主に欽天四化紫微斗数、八字の占術家となる。座右の銘「終身学、以修徳」。

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