
~向心力Bと自化C・従来の価値観からの呼び出し~
スピリチュアルの世界でよく使われる「アセンション」。
「次元上昇」や「魂の目覚め」を意味し、より高次の波動へと意識が移行し、新しい次元の生き方へと進むことを指します。
私はアセンションするには、特別な修行のようなものが必要と思っていたのですが、そうではないことに気づきました。
アセンションは、欽天四化紫微斗数における向心力と自化(離心力)の働きと驚くほど響き合っています。
今回は、その基本構造と、私自身の命盤を例に解説します。
1. 向心力=従来の価値観からの呼び出し
欽天四化では、変容のきっかけはまず向心力から始まります。
対宮からエネルギーが引き寄せられ、その宮位が外部要因で動き出すのです。
アセンション的には、この段階は「従来の価値観からの呼び出し」に相当します。
従来の価値観とは、これまでの環境、社会的役割、家族の期待といった “過去型の枠組み(地の時代の枠組み)” のこと。
魂が上昇していく途中で、それらが再び目の前に現れ、あなたを引き戻そうとします。
私の例では…
- 父母宮から対宮の疾厄宮(武曲)に向心力B(夫妻宮の天機B)が作用
- 「長男だから家業を継ぐことが親孝行」「収入や地位の面でも恵まれる」という実際的で安易な計算もあり、やむを得ず経営・運営的な立場を引き受けることに。
- しかし、それは決して私が心から望んだ仕事ではありませんでした。
- これはまさに、従来の価値観(家族の期待・安定・地位)に基づく呼び出しでした。
2. 自化=断絶型の転換(B→C)
向心力で動いた宮位が、その後自化を起こして変容します。
自化は、古い枠組みを手放し、新しい方向へ進むためのプロセスです。
私の例では…
- 疾厄宮の武曲が自化C(夫妻宮の文昌C)
- これにより、経営・運営の世界(B)から、全く異質な分野──占い・教育・文化活動(C)へ軸足を移す。
- 以前の役割や人脈とは完全に断絶した転換です。
- このCはBの延長ではなく、「線を断ち切って新しいステージへ移る」動きでした。
- 欽天四化のロジックで、B→Cは、「一去一来」です。
3. 武曲星の「媒介」的役割
ここで重要なのは、疾厄宮の武曲星が媒介の役割を果たしていたことです。
- 武曲は、父母宮からのB(外部要請)を現実的な経営行動に変換する。
- 役割を遂行し、一定の完結をさせることで、自化Cへの転換が可能になる。
- ただし今回のケースでは、その経験や人脈を新しい分野に持ち込むことはなく、武曲は一時的な橋渡し役に徹していました。
4. 向心力なしの自化について
すべての宮に向心力が作用するわけではありません。
向心力なしの自化は、外部からの刺激ではなく内面からの成熟や気づきによって変容します。
これはアセンションでいう「静かな意識のシフト」に相当します。
5. アセンション × 欽天四化の流れ(まとめ)
① 向心力:外からの呼びかけ(従来の価値観からの誘い)
② 自化:古い枠組みの解放と転換
└ 向心力あり → 外発的変容(例:父母宮B→疾厄宮の武曲→自化C)
└ 向心力なし → 内発的変容
③ 統合:変容後の定着と拡大
✨ メッセージ
アセンションは、突然の奇跡と捉えるのではなく、向心力と自化が織りなす段階的なプロセスとも読めそうです。
時には「従来の価値観からの呼び出し」に応じ、一時的にそこに身を置くこともあります。
しかし、自化が働けば、まったく異なる新しい世界へと飛び出すことができます。
(というより、飛び出さざるを得なくなると言ったほうが適切かもしれません)
命盤を読むことで、「なぜ今、この変化が起きているのか」を理解できれば、
魂の進化の波を怖れず、むしろ樂しむことができるでしょう。
ですから、私見では、向心力と離心力の自化が多い命盤の方ほど、否応なしに外部要因により、より高次の波動へと意識が移行し、新しい次元の生き方へと進む方が多いとも言えそうです。
下図の命盤は、堀江貴文氏のものです。

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